世界文学を継ぐ者たち 翻訳家の窓辺から
集英社新書 0659
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2012年9月 |
ISBNコード |
978-4-08-720659-3
(4-08-720659-9) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 252P 18cm |
商品内容
要旨 |
多くの作品を翻訳し、最先端の翻訳理論に通暁した著者が、旧植民地からの声や、ホロコーストの沈黙から芽吹いた言葉に耳を澄まし、「悲しみから生まれた希望」を標す五つの作品を取り上げた。二十一世紀の世界文学案内。 |
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目次 |
第1章 自分を語り、他者を語る―エヴァ・ホフマン『記憶を和解のために―第二世代に託されたホロコーストの遺産』 |
おすすめコメント
一九世紀、文豪ゲーテは「世界文学の時代が到来した」という名言を遺しました。 そして現在、世界の多極化を映し出す「バベル後の光景」から、新たな文学地図が描かれています。 村上春樹や吉本ばなながイタリアの街を闊歩し、イギリス国籍の日本人作家カズオ・イシグロが、かの地の精神的風土を英語のキャンバスに描き出す。 そんな中、多くの作品を翻訳し、最先端の翻訳理論に通暁した著者が、旧植民地からの声や、ホロコーストの沈黙から芽吹いた言葉に耳を澄まし、五つの作品を取り上げました。 本書は「小さき者たち」が切り拓く領野を展望する、二一世紀の世界文学案内です。
出版社・メーカーコメント
21世紀「文学」は、ここから始まる! 多くの作品を翻訳し、最先端の翻訳理論に通暁した著者が、旧植民地からの声や、ホロコースト後の言葉に耳を澄まし、エヴァ・ホフマンはじめ、5人の作家を取り上げた。21世紀の世界文学案内。