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モバイルハウス三万円で家をつくる

集英社新書 0701

出版社名 集英社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-08-720701-9
4-08-720701-3
税込価格 770円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

路上生活者の老人から啓示を受け、ノウハウを学んだ著者は、予算三万円足らずで「移動できる家=モバイルハウス」をつくりあげた。およそ二畳間大のモバイルハウスは、思いのほか、快適な空間だった。そして、土地とは何か、家とは何か、住むとはどういう営みなのか…等々、根源的な思考をうながしてきた。それは、小さいけれど壮大な、社会実験の装置だったのである。前著『独立国家のつくりかた』で提示された「一人で国をつくる」という思想は、「一人で家をつくる」という実践から生まれた。著者の原点を余すところなく開示する、痛快なドキュメント。

目次

実験の始まり
土地は一体誰のものか
モバイルハウスは家か、車か?
自力で家を建てるということ
多摩川文明を訪ねる
モバイルハウスをつくる
インフラを整える
駐車場を借りる
東日本大震災とモバイルハウス
モバイルハウスでの生活
一つ屋根の下の都市生活
モバイルハウスヴィレッジ計画
新しい土地の使い方を考える
家とは何か

出版社・メーカーコメント

ホームレスの老人からノウハウを学び、予算3万円足らずで建てた「移動できる家=モバイルハウス」。この小さな空間から、土地とは何か、住まいとは何かなど、様々な思考をめぐらす社会実験の記録。

著者紹介

坂口 恭平 (サカグチ キョウヘイ)  
1978年熊本県生まれ。作家、建築家、絵描き、踊り手、歌い手。早稲田大学理工学部建築学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)