人間の値打ち
集英社新書 0903
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2017年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-721003-3
(4-08-721003-0) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
格差社会の中で、自分には生きる価値がないと思わされている人たちが増えている。上司からパワハラをされ、うつ病や自殺に追い込まれる若者もいる。そして、一部の勝ち組だけが、大きな顔をしている。本書は、諏訪中央病院での地域医療や東日本大震災の被災地支援、ベラルーシやイラクにおける国際支援を通じて、長年、限界状況に置かれた人々の病苦にむきあってきた鎌田医師が、混迷の時代に、ますます見えにくくなってきた“人間”を、根底から問い直した一冊である。―著者が提示する、人間の値打ちを決める七つの「カタマリ」とは何か? |
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目次 |
第1章 人間の「値段」と「価値」について―広がる格差のなかで生きなければならない現代。人間の「値段」にも格差があるかもしれない。だが、人間の「価値」はそれとは違う次元にある。(人間の値打ちは一定ではない |
おすすめコメント
お金では買えない価値がある。それが、人間なんだ。 ―――人間の値打ちを決める7つの「知恵=カタマリ」とは? 格差社会の中で、自分には生きる価値がないと思わされている人たちが増えている。あるいは、上司からパワハラをされ、うつ病や自殺に追い込まれる若者もいる。そして、一部の勝ち組だけが、大きな顔をしている――。 本書は、諏訪中央病院での地域医療や東日本大震災の被災地支援、ベラルーシやイラクにおける国際支援を通じて、長年、限界状況に置かれた人々の病苦にむきあってきた鎌田医師が、混迷の時代に、ますます見えにくくなってきた“人間”を、根底から問い直した一冊です。 近年では、『〇に近い△を生きる』や『下りのなかで上りを生きる』など、新書の世界で新たな読者層を獲得してきた著者が、『病院なんか嫌いだ』以来、14年ぶりに集英社新書レーベルに帰ってきました。 ご注目下さい! 生きている限り、手遅れはない――。 稼ぐ力は人間の値打ちに関係はしているが、「それだけではない何か」を、きちんと言葉にしたい、と思った。 本文より ◎人間の値打ちを決める7つの「知恵=カタマリ」 その1・空気に流されない生き方 その2・人生を楽しむ力 その3・愛と死 その4・破壊力 その5・稼ぐ力 その6・別解力 その7・孤独を怖がらない力
出版社・メーカーコメント
諏訪中央病院での地域医療、ベラルーシやイラクにおける国際支援を通じ、限界状況に置かれた人々の病苦に向き合った鎌田實医師が、人間の値打ちを決める7つの「カタマリ」について論じた注目の一冊。