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ニッポン巡礼

集英社新書 ヴィジュアル版 045V

出版社名 集英社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-08-721146-7
4-08-721146-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 250P 18cm

商品内容

要旨

白洲正子の文筆に動かされた著者が、知る人ぞ知る「かくれ里」=隠された本物の場所を巡る。ひっそりとした寺社、山間の集落、海沿いの棚田、離島の原生林、城下町の白壁、断崖に囲まれた自然の入り江―。人が密集する著名な観光地ではない。SNSで話題を呼ぶスポットでもない。そんな場所にこそ、日本の魅力が隠されている。滞日五十年を超える著者が、自らの足で回った全国津々浦々の「かくれ里」から厳選した十カ所を、こっそりと紹介する。

目次

1 日吉大社、慈眼堂、石山寺(滋賀県)
2 羽後町田代、阿仁根子(秋田県)
3 能登半島(石川県)
4 八頭町、智頭町(鳥取県)
5 奄美大島(鹿児島県)
6 萩(山口県)
7 三井寺(滋賀県)
8 南会津(福島県)
9 青ヶ島(東京都)
10 三浦半島(神奈川県)

出版社・メーカーコメント

かつて白洲正子に師事した著者は、「人が知らないところは、人に知らせたいし、知らせると、たちまち汚されてしまうのは、ままならぬ世の中だと思う」という師の言葉に動かされ、知る人ぞ知る「かくれ里」=隠された本物の場所を求めて旅に出る。ひっそりとした寺社、山間の集落、海沿いの棚田、離島の原生林、城下町の白壁、断崖に囲まれた自然の入り江──。人が密集する著名な観光地ではない。SNSで話題を呼ぶスポットでもない。そんな場所にこそ、日本の魅力が隠されている。滞日50年を超える著者が、自らの足で回った全国津々浦々の「かくれ里」から厳選した10カ所を“こっそりと”紹介する。【目次】1 日吉大社、慈眼堂、石山寺(滋賀県)2 羽後町田代、阿仁根子(秋田県)3 能登半島(石川県)4 八頭町、智頭町(鳥取県)5 奄美大島(鹿児島県)6 萩(山口県)7 三井寺(滋賀県)8 南会津(福島県)9 青ヶ島(東京都)10 三浦半島(神奈川県)【著者プロフィール】アレックス・カー東洋文化研究者。1952年、米国生まれ。イェール大学日本学部卒業。在学中に慶應義塾大学国際センターで日本語研修。77年から京都府亀岡市に居を構え、書や古典演劇、古美術など日本文化の研究に励む。景観と古民家再生のコンサルティングも行い、徳島県祖谷、長崎県小値賀町などで滞在型観光事業を営む。著書に『ニッポン景観論』(集英社新書)、『美しき日本の残像』(朝日文庫、94年新潮学芸賞)、『観光亡国論』(清野由美と共著、中公新書ラクレ)など。

著者紹介

カー,アレックス (カー,アレックス)   Kerr,Alex
東洋文化研究者。1952年、米国生まれ。74年にイェール大学日本学部、77年にオックスフォード大学中国学部卒業。同年から京都府亀岡市に居を構え、書や古典演劇、古美術など日本文化の研究に励む。景観と古民家再生のコンサルティングも行い、徳島県祖谷、長崎県小値賀町などで滞在型観光事業を営む。著書に『美しき日本の残像』(朝日文庫、94年新潮学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)