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水滸伝 10

濁流の章

集英社文庫 き3−53

出版社名 集英社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-08-746185-5
4-08-746185-8
税込価格 935円
頁数・縦 398P 16cm
シリーズ名 水滸伝

商品内容

要旨

官はついに地方軍の切り札・代州の呼延灼将軍に出撃命令を下した。呼延灼は、一度だけなら必ず勝てると童貫に宣言し、韓滔らとともに、戦の準備を着々と進めていく。凌振の大砲をはじめとして、恐るべき秘策を呼延灼は仕込んでいた。一方、梁山泊は晁蓋自らが本隊を指揮し、万全の布陣で戦に臨む。精強な軍同士の衝突が、静かに始まろうとしていた。北方水滸、血戦の第十巻。

出版社・メーカーコメント

地方軍の雄・呼延灼将軍、出陣の秋。官は、ついに地方軍の切り札、代州の呼延灼将軍に梁山泊撲滅の指令を出す。一度だけなら必ず勝てる、と宣言した呼延灼将軍の秘策とは。梁山泊に最大の危機が迫る――。(解説/大森 望)

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)