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SISTER“FOOT”EMPATHY

出版社名 集英社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-08-788113-4
4-08-788113-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 270P 19cm

商品内容

要旨

もっと自由になるためのシスターフッド論。「他者の靴を履く足」を鍛えることこそ、自分自身の人生を歩む原動力となる!これからの世界とわたしたちを考えるためのエンパワメント・エッセイ。無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進む力が湧く39の視点。

目次

2022(女たちのストライキ―みんなでやっちゃえ!―
グリーンはニュー・ブラック? ほか)
2023(貧困の時代にともにあるということは
99%のわれわれから始まる ほか)
2024(「レリゴー」ブームから10年が過ぎて
ファッションも、マウンティングよりエンパシー ほか)
2025(さらに困難で、深いエンパシーを考えるために
セックス・ストライキについて考える ほか)

出版社・メーカーコメント

シスターフッドがポリティカルになりすぎると、それはシスターたちのあいだに分断や対立をもたらすことにもなりかねない。その一方で、シスターフッドが政治に無関心になりすぎると、互いの涙を拭い合うばかりで、「元気を出して明日からまた同じ日常を頑張ろう」という激励会になり、つらい日常を変えていこうという動きに発展しない。 ーー本書 「はじめに」 より2022年にスタートした雑誌『SPUR』の同名連載を新たに加筆修正。コロナ禍以降の社会の動きを鋭く見つめ、これからのわたしたちの生き方を考えた、エンパワメント・エッセイ集。◎アイスランド発「ウィメンズ・ストライキ」の“共謀”に学ぼう◎シスターフッドのドレスコードはむしろ「差異万歳!」◎完璧じゃないわたしたちでいい◎焼き芋とドーナツ。食べ物から考える女性の労働環境◎古い定説を覆すママアスリートの存在……etc. 無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進むための力が湧く39編を収録!ブレイディみかこライター・コラムニスト。1996年より英国在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞受賞。’19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第73回毎日出版文化賞特別賞受賞、第2回本屋大賞 ノンフィクション本大賞などを受賞。小説作品に『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』(KADOKAWA)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)、『リスペクト−−R・E・S・P・E・C・T』(筑摩書房)などがある。近著には『地べたから考える−−世界はそこだけじゃないから』(筑摩書房)。