• おすすめ度
• （有）フジヤ書店 （北海道網走市）

この物語は、月を七割蒸発させたマッハ二十で動く黄色いタコのような超生物をタイムリミットまでに暗殺する話です。暗殺の成功報酬は百億円、一年後には地球も消される！そんな超生物の暗殺をするのは進学校の勉強についていけなかったあらゆる面で差別される落ちこぼれの中学三年生。暗殺、授業、テスト、通称「殺せんせー」と生徒の学校での暗殺、成長を描いたこの作品はもう一つ魅力があります。それは最初は暗殺も勉強にできなかった生徒たちが時間を重ねるごとに成長し、様々な変化が見られるところです。最後には感度の展開が待っていたり、読み返すともっと面白くなる作品です。暗殺と学校とコメディが魅力のこの作品、ぜひ読んでみてください！（第一中学校職場体験学習研修生ちくばら）

（2015年8月25日）