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竜 21

小学館文庫 むA−41

出版社名 小学館
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-09-196141-9
4-09-196141-X
税込価格 785円
頁数・縦 439P 16cm
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出版社・メーカーコメント

▼第1話/最後の一枚▼第2話/クレムリン▼第3話/鉛の荷▼第4話/秘密の撮影▼第5話/壁の向こう側▼第6話/8月6日▼第7話/二つの太陽▼第8話/飛来▼第9話/硝子の国境▼第10話/眼下の灯▼第11話/青酸カリ▼第12話/最終便の鍵▼第13話/終戦の音▼第14話/使命の命▼第15話/延命▼第16話/再会▼第17話/死命▼最終話/龍の時代●主な登場人物/押小路龍(押小路男爵家の長男。本編の主人公)、田鶴てい(龍の妻。満州映画協会の映画監督。東北の貧農出身)●あらすじ/多大な犠牲を払って入手した秘宝「黄龍玉璧」を、甘粕に引き渡した龍。だが、その筺の中身は空っぽで、甘粕は中身を隠したのは龍自身に違いないと、黙秘を続ける龍を軟禁する。さらに甘粕は、戦局に一刻の猶予もないことから、このまま玉璧があると見せかけてソ連との交渉に入る賭けに出るが…?(第1話)●本巻の特徴/太平洋戦争が終焉を迎えようとする頃、満州国も断末魔の叫びをあげていた。甘粕が最後の頼みとするのは、皇帝の秘宝「黄龍玉璧」。だが、秘宝を持つ龍の思惑は別のところにあり…?激動の昭和を駆け抜けた龍の豪壮な生き様、ここに完結!!●その他の登場人物/甘粕正彦(満映理事長。満州国の夜の支配者と呼ばれる男)、押小路卓磨(龍の叔父。押小路財閥の総帥)、小鈴(龍の幼なじみで元・芸妓。卓磨の妾)、李文龍(龍と義兄弟の契りを結んだ青年。今は袂を分かれ中国共産党員となる)、日影(満州国首都警察の特高部長。龍・ていと因縁あり)、李雲龍(子供売りに出されていた孤児。ていが引き取り新作映画の主演に)シリーズ完結巻!