• 本

モンスターU子の嘘

出版社名 小学館
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-09-386320-9
4-09-386320-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

要旨

男も女も、なぜ、この女に騙されるのか。超弩級の悪女エンタテインメント。

出版社
商品紹介

闇の世界に通じる各界の大物を次々と籠絡してゆく、超弩級の悪女エンターテインメント。出所したひとりの女の復讐が、いま、静かに幕をあける−−。

出版社・メーカーコメント

男も女も、なぜ、この女に騙されるのか。昭和63年。ゲーム機賭博で数億円の荒稼ぎをしていた赤坂の喫茶店経営・石山詩子が、常習賭博の現行犯で逮捕された。フリーライターの蒲田は拘置所で詩子と面会する。旧友で亡くなった刑事の寺本から「あの人のことを頼む」と懇願されていた。家庭を壊し、刑事という立場も顧みずして死の直前まで意識野にのぼらせ続けた女は、一方、寺本のことなどまったく意に介す様子を見せなかった。腑に落ちない蒲田は詩子の娘で小学生の音子に会い「自分の本当の父親を探してくれ」と依頼される。巻き込まれるように蒲田は各界の大物たちと会う羽目になり、詩子との不可思議な関係を目の当たりにしていく。年号が改まった平成元年。獄中にいた詩子は、ある計画を実行に移す――。

著者紹介

越智 月子 (オチ ツキコ)  
1965年福岡県生まれ。女性誌のライターなどを経て、2006年、アラフォー女子の転びやすい恋と日常を描いた短編集『きょうの私は、どうかしている』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)