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音の糸

出版社名 小学館
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-09-388525-6
4-09-388525-7
税込価格 1,728円
頁数・縦 171P 20cm

商品内容

要旨

記憶を手繰る、言葉を奏でる。静かに響きわたる著者初の音楽エッセイ。

目次

青少年のいる光景
音の発毛促進
ひとりのなかのふたり
ラの音
小川への微妙な感謝
宇宙暦1951
控えめな矜持
偽りの組曲
履行遅滞による損失はない
酸味のある音〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

静かに響きわたる、著者初の音楽エッセイ 小学生の時に友人の家で聴いたカラヤンのレコード、中学校の音楽室で耳を傾けたブラームス、日曜朝のFM放送、故郷でストーヴを焚きながら聴いた灯油の臭いのするカセットテープ、大学生になって、抽選で当たって訪れた“はずだった”、あるピアニストのコンサート……。音の記憶の糸をたぐり寄せ、絡まった糸を一本ずつ解きほぐしていくと、そこには何が見えてきたのであろうか――。《音の糸は音の意図。場合によっては神の意図にもなる。翻弄されるのはつねにこちらのほうであって、だからこそ音楽との一対一の関係に適度な緊張が生まれてくる。どんなに絡まり合っていても、それが音楽にまつわる身分証明である以上、むげに断ち切ることなど、いまもこれからもできはしないだろう》(本文より) 50篇で綴る、音楽と記憶の断片。

著者紹介

堀江 敏幸 (ホリエ トシユキ)  
1964年、岐阜県生まれ。作家。1999年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年『熊の敷石』で芥川賞を受賞。主な著書に『雪沼とその周辺』(谷崎潤一郎賞)、『河岸忘日抄』(読売文学賞)、『その姿の消し方』(野間文芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)