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中国食品工場の秘密

小学館文庫 あ14−1

出版社名 小学館
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-09-408272-2
4-09-408272-7
税込価格 524円
頁数・縦 215P 16cm

商品内容

要旨

気がつけば日本の食料自給率は四〇%を割るありさま。そして輸入食品の多くは中国産だ。ところが、中国産冷凍餃子を食べた日本人が中毒症状を訴え、五歳の女児が重体になった。いわゆる「毒餃子事件」である。それにより中国食品離れが起こり、またそれも忘れられようとしている。しかし、問題なのは、日本人のほとんどが、その生産現場を知らずに食べていることではないか。各国の日本向け食料製造現場を取材し続けたジャーナリストが、骨なし魚から、エビフライ、タコ焼き、ブロイラー解体、鮨ネタづくりまで、中国のあらゆる食品工場を取材しリポートした、書き下ろし作品。

目次

プロローグ 中国って、でかいんだぞ!
第1章 食品工場へいらっしゃい
第2章 ランチの主役製造中
第3章 そこまでやる?そこまでさせる?
第4章 野菜もウナギも中国大地で
第5章 食品工場は誰のもの?
エピローグ さよなら中国

おすすめコメント

毒ギョーザ工場の映像は、どこまで真実か? 骨なしカレイ、あじフライ、たこ焼き、ブロイラー解体、鮨ネタ……。海外の日本向け食料製造現場を数多く見てきたジャーナリストが、中国食品工場の現場から緊急報告!

出版社・メーカーコメント

毒ギョーザ事件の背景に迫る渾身のルポルタージュ2008年1月に発覚した毒ギョーザ事件。その容疑者が2年あまり後の2010年3月に拘束された。中国の食品工場で、いったい、なにが起きていたのか? 5年にわたり、中国をはじめとする海外の日本向け食料製造現場を取材し続けた気鋭のジャーナリストが、骨無しカレイから、エビフライ、アジフライ、タコ焼き、ブロイラー解体、鮨ネタづくりまで、ありとあらゆる中国の食品工場を取材し、その実態をリポート。著者自ら撮影した写真もふんだんに掲載。話題の単行本『食料植民地ニッポン』(小学館)の姉妹版となる、文庫書き下ろし作品!

著者紹介

青沼 陽一郎 (アオヌマ ヨウイチロウ)  
1968年長野県生まれ。早稲田大学卒。テレビ制作にかかわったのち、ジャーナリストとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)