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最後に咲く花

小学館文庫 か2−6

出版社名 小学館
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-09-408349-1
4-09-408349-9
税込価格 681円
頁数・縦 346P 16cm

商品内容

要旨

投資信託専用の運用会社に勤める四十歳目前の永江は、離婚後、あるきっかけで、大学時代の同級生・由希と出会う。十数年ぶりの再会、季節が巡るように、お互い気になる存在に変わっていくが、由希は心肺を病んでしまう。そして永江に「これ以上苦しみたくない」と、自殺幇助を願い出る。永江には、二十代の恋人・沙織がいたが、由希といる時間のなかに「かけがえのない瞬間」を見いだすようになる。そんななか、友人で建設会社副社長の波佐間が、単身山に登ったまま妻子を残して連絡を断ってしまう。彼を捜すべく山に向かった永江は、ある事に気付かされる。

おすすめコメント

投資信託会社に務める40歳目前の私は、離婚後、大学時代の同級生・由希と出会う。十数年ぶりの再会。由希は心肺を病んでいき私に自殺幇助を願い出る。そんななか、建設会社を営む友人が山にのぼったまま失踪する。

出版社・メーカーコメント

投資信託専用の運用会社に勤める40歳目前の永江は、離婚後、あるきっかけで、大学時代の同級生・由希と出会う。10数年ぶりの再会。季節が巡るように、お互い気になる存在に変わっていくが、由希は心肺を病んでしまう。そして永江に「これ以上苦しみたくない」と、自殺幇助を願い出る。永江には、20代の恋人・沙織がいたが、由希といる時間のなかに「かけがえのない瞬間」を見いだすようになる。そんななか、友人で建設会社副社長の波佐間が、単身山に登ったまま妻子を残して連絡を断ってしまう。彼を捜すべく山に向かった永江は、ある事に気付かされる。

著者紹介

片山 恭一 (カタヤマ キョウイチ)  
1959年愛媛県生まれ。九州大学卒業。福岡県在住。1986年に「気配」で文學新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)