笹の墓標
小学館文庫 も18−6
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2009年2月 |
ISBNコード |
978-4-09-408353-8
(4-09-408353-7) |
税込価格 | 723円 |
頁数・縦 | 405P 16cm |
商品内容
要旨 |
第二次世界大戦中、北海道のダム建設に駆り立てられ、多くの朝鮮人・日本人の強制連衡労働者が犠牲となった。その遺骨発掘作業は、今も日韓のボランティアの人々の手で続けられている。本書は、この実話をもとに描かれた社会派推理小説の傑作である。遺骨発掘作業に参加した神沼公一郎は、その現場で腐乱死体を発見する。その死体は、故郷を捨て上京した神沼の元恋人の同僚だった。都会の闇に葬られた若者と交差する時間の闇。事件の背後に見え隠れする、強制労働という負の歴史に関った者たちの存在。事件は時空を超えて、現代の暗部を白日の下にさらけだす。 |
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おすすめコメント
戦時中の強制労働犠牲者の遺骨発掘作業で、神沼公一郎は腐乱死体を発見。遺体は、東京で変死した神沼の元恋人の同僚だった。捜査線上に、政財界の大物が浮上する!強制連行の歴史を今に絡ませた、社会派ミステリー。
出版社・メーカーコメント
第二次世界大戦中、北海道のダム建設に駆り立てられ、多くの朝鮮人・日本人の強制連行労働者が犠牲となった。その遺骨発掘作業は、今も日韓のボランティアの人々の手で続けられている。本書は、この実話をもとに描かれた社会派推理小説の傑作である。遺骨発掘作業に参加した神沼公一郎は、その現場で腐乱死体を発見する。その死体は、故郷を捨て上京した神沼の元恋人の同僚だった。都会の闇に葬られた若者と交差する時間の闇。事件の背後に見え隠れする、強制労働という負の歴史に関った者たちの存在。事件は時空を超えて、現代の暗部を白日の下にさらけだす。