アテネからの使者
小学館文庫 ス1−1
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2009年2月 |
ISBNコード |
978-4-09-408358-3
(4-09-408358-8) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 429P 16cm |
商品内容
要旨 |
エーゲ海に浮かぶティミノス島。うららかな春の日、ひとりの女性が、崖の下からもの言わぬ姿となって発見される。警察は、漁師の妻である女性が、夫が漁に出ている間不貞をはたらいていたという噂をもとに絶望の果てに自殺したと結論づけ捜査を放棄する。数か月後、島に風変わりな男がやってくる。でっぷりと太った体に白いスーツとスニーカー。高価な鞄を携え、名前をヘルメス・ディアクトロスと名乗った。男は漁師の妻の死を究明するため、アテネの機関から遣わされて来たと言う。しかし、男の捜査の前には島の古い因習や淀んだ人間関係が立ちはだかっていた。 |
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おすすめコメント
主人公の名前はヘルメス、殺人事件を解決するためにアテネからエーゲ海の島にやってきた。殺されたのは25歳の人妻イリー二、彼女の死の真相を探るうち彼は閉ざされた島で繰り広げられる特異な人間関係にたどりつく