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株式会社ハピネス計画

小学館文庫 ひ7−1

出版社名 小学館
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-09-408513-6
4-09-408513-0
税込価格 628円
頁数・縦 285P 16cm

商品内容

要旨

婚約破棄された上、リストラに遭い、不幸のどん底にいた氏家譲は、中学時代の友人武蔵と十年ぶりに再会する。「よう、久しブリ照り!」武蔵に愛人の「相手をしてやってほしい」と頼まれた譲は、愛人のあらぬ誤解(ロリコン疑惑)からインチキ臭い神社へ連れていかれ、そこでどういうわけか中学時代の同級生・藤原たまりに遭遇。さらには、武蔵がステキに胡散臭く経営している会社「ハピネス計画」で働きはじめ…。怪しいけどどこか憎めない人物たちに巻き込まれ振り回されつづける譲に、やがて小さなハピネスが。元気が湧く長編小説。

おすすめコメント

不思議な人物に予想外の展開これぞ面白小説同僚にキレて会社を辞めた28歳の氏家譲は婚約者からも見放され不幸のどん底に。そんな彼が働くことになったのはこともあろうに「幸せ」を売る会社。記憶にもなかった同級生の女性が現れストーリーは意外な展開に。

出版社・メーカーコメント

幸せを売る会社って、どんな会社なんだろう。恋人から婚約を破棄されたうえに、会社からはリストラにも遭い、不幸のどん底にあった氏家譲は、中学時代の友人であった武蔵と10年ぶりに再会する。「よう、久しブリ照り!」 いきなりそう話しかけてきた武蔵は、「自分の愛人の相手をしてやってほしい」と譲に頼んできた。武蔵の依頼を引き受けた譲だったが、当の愛人からあらぬ誤解(ロリコン疑惑)を受け、インチキ臭い神社へ連れていかれることに。そこで譲は中学時代の同級生の女性・藤原たまりに出会う。さらに武蔵がステキに胡散臭く経営している会社「ハピネス計画」で働きはじめ、譲の人生は転々としていく。怪しいけれどどこか憎めない人物たちの行動に巻き込まれ、振り回されつづける譲に、やがて小さなハピネスが。解説は書評家の藤田香織さん。

著者紹介

平山 瑞穂 (ヒラヤマ ミズホ)  
1968年東京都生まれ。2004年『ラス・マンチャス通信』で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)