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月族 1

プラリネの物語

小学館文庫 い32-1

出版社名 小学館
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-09-408514-3
4-09-408514-9
税込価格 607円
頁数・縦 237P 16cm
シリーズ名 月族

商品内容

要旨

恋を知らない大学生の薬子は、深夜コインランドリーで洗濯するのが日課で、その道すがら夜空に浮かぶ月を仰ぎ見るのが密かな楽しみだった。ある晩、見知らぬ女性から息子の話し相手になってほしいと声をかけられ、薬子が屋敷を訪ねると、飛鳥という名の青年は「ぼくと君は同じ月族の人間だから」と前置きし、壮大なドラマを語りはじめた。月の王族の血を引く美しい少女プラリネは幼い頃から月ばかり眺め、特定の男性を愛することができなかったという。薬子は次第にこの物語の世界に惹きこまれていく―。月の光に導かれ、愛の神髄へと迫る月族シリーズ第一巻。

おすすめコメント

まだ恋を知らない女性が月族の物語に出会うまだ恋をしたことかがない19歳の大学生・薬子は、歩いていても思わず月を探してしまうくらい月に親近感を抱いている女性。彼女は病気の青年の話し相手をするうちに、彼から大昔の月族の物語を聞かされることになる

出版社・メーカーコメント

恋を知らない大学生の薬子(クスコ)は、深夜コインランドリーで洗濯するのが日課で、その道すがら夜空に浮かぶ月を仰ぎ見るのが密かな楽しみだった。ある晩、見知らぬ女性から息子の話し相手になってほしいと声をかけられ、薬子が屋敷を訪ねると、飛鳥という名の青年は「ぼくと君は同じ月族の人間だから」と前置きし、壮大なドラマを語りはじめた。月の王族の血を引く美しい少女プラリネは幼い頃から月ばかり眺め、特定の男性を愛することができなかったという。薬子は次第にこの物語の世界に惹きこまれていく―――。月の光に導かれ、愛の神髄へと迫る月族シリーズ第1巻。

著者紹介

今村 恭子 (イマムラ キョウコ)  
東京生まれ。幼少期から空想が好きで、世界中の空想科学小説に親しむ。2006年、書き下ろし小説『月族』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)