魔王が家賃を払ってくれない
ガガガ文庫 ガい5−1
| 出版社名 | 小学館 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年9月 |
| ISBNコード |
978-4-09-451296-0
(4-09-451296-9) |
| 税込価格 | 628円 |
| 頁数・縦 | 261P 15cm |
| シリーズ名 | 魔王が家賃を払ってくれない |
商品内容
| 要旨 |
「魔王、出て来い!今日こそ年貢の納め時だぞ!」俺は、ドンドンと扉を叩いた―。十万余の魔物を従え、わずか数日で地上世界の六割を制圧した恐怖の魔王・アーザ十四世。だが、それもかつての話。伝説の勇者(当時、短大生だったウチの姉)に退治された魔王は、四畳半一間の安アパートに引きこもり、インターネットばかりしている完全なニートと化してしまった。で、この魔王というのが、美少女で金髪でその上パンツ丸出しで。大家の息子である俺はその特権を生かして魔王のパンツを堪能…なんてするか!いいから家賃払え!―。 |
|---|



出版社・メーカーコメント
元魔王(17歳女子)による日常系コメディ「魔王、出て来い! 今日こそ年貢の納め時だぞ!」俺はドンドンと扉を叩いた。扉の向こうは“魔王”の棲み家だ。強大な魔力を持ち、杖から放たれる雷は都市を一撃で廃墟に変えるという。かつて、十万余の魔物を従え、たった一ヶ月で地上の六割を制圧したといわれる恐怖の魔王、その名もアーザ一四世……。だが今、俺が『おい魔王』と叩いているその扉は、毒の沼に造られた悪の城砦のものでもなく、モンスターに守護された地下ダンジョンでもない。安アパートの木製の引き戸だ。叩いてる俺も“勇者”じゃない。ただの大家の息子。伝説の鎧ではなく制服を着た高校生。隣の部屋からは『魔王の部屋からヘンな臭いがする』という苦情まで届いている。「開けろ、魔王! 部屋にいるの分かってるんだ! 居留守使ってるんじゃない!」。もと魔王(17歳女子)と大家の息子による日常系貧乏コメディ登場。主人公・高良多ヨシツネは今月こそニート魔王から家賃を徴収できるのか!?