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尖閣を獲りに来る中国海軍の実力 自衛隊はいかに立ち向かうか

小学館101新書 139

出版社名 小学館
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-09-825139-1
4-09-825139-6
税込価格 792円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

2012年、中国は尖閣諸島を核心的利益と言い出し、軍幹部も「(尖閣に)軍が施設を作れ」と号令し、東京都の購入を睨み実力行使の可能性が出てきた。中国は潤沢な予算で空母や新鋭艦の開発、配備を進めている。日本は経済に次いで海軍力でも中国に凌駕されるのか?アメリカも領土問題では動きにくく当面日本独自で対処せざるを得ない。そこで、かつてソ連の潜水艦を封じ込めてきた元海将補(少将)の著者が、日中の海軍力を徹底分析し、起こりうる海戦の様相と自衛隊の戦い方を明かす。

目次

序章 緊迫する尖閣諸島海域
第1章 増強著しい中国海軍
第2章 中国海軍の狙い
第3章 中国の「南シナ海聖域化」戦略
第4章 海上自衛隊の実力
第5章 中国海軍と海上自衛隊の真の実力
第6章 中国との有事にどう対処すべきか
第7章 日中尖閣沖海戦

出版社・メーカーコメント

国有化、反日デモで中国軍が動き出す! 2012年、中国は尖閣諸島を「核心的利益」と言い出し、「(尖閣に)軍が施設を作れ!」と軍幹部が号令した。そして日本の国有化で反日デモが巻き起こり、中国海軍のフリゲート艦も進出して、尖閣海域は緊張が続く。中国は潤沢な予算で空母やイージス、ステルス艦などの新鋭艦の開発、配備を進めている。日本は経済に次いで海軍力でも中国に凌駕されるのか?漁民に偽装して中国軍が出てきたら、領土問題ではアメリカも動きにくく、日本独自で対処せざるを得ない。そこで、かつてソ連の潜水艦をオホーツク海に封じ込めてきた元海将(少将)の著者が、日中の海軍力を徹底分析し、起こりうる海戦の様相と自衛隊の戦い方を明かす。「海軍力とは武器の数やカタログ性能ではなく、戦略と統合運用能力による。勝利のカギは海自の新型潜水艦が握ると思う」(著者)

著者紹介

川村 純彦 (カワムラ スミヒコ)  
昭和11年、鹿児島生まれ。35年防衛大学校卒(第4期)、海上自衛隊入隊。対潜哨戒機パイロット、在米日本大使館駐在武官、第5、4航空群司令、昔の陸・海軍大学校を統合した学校に相当する統幕学校副校長として高級幹部教育に従事する。退官後、NPO法人同崎久彦研究所副理事長、日本戦略研究フォーラム監事。海軍戦略、中国海軍分析のエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)