• 本

ヨーロッパ退屈日記

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-10-116731-2
4-10-116731-1
税込価格 693円
頁数・縦 304P 16cm

商品内容

要旨

1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、語学力と幅広い教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。上質のユーモアと、見識という名の背骨を通した文章は、戦後日本に初めて登場した本格的な「エッセイ」だった。

目次

わたくしの職業
これは本当に映画だろうか
ハリーの話
ジャギュアの到着
白鳥の湖
大英帝国の説得力
想像力
旅馴れてニタリと笑う
マドリッドの北京
ニックとチャック〔ほか〕

著者紹介

伊丹 十三 (イタミ ジュウゾウ)  
1933(昭和8)年映画監督伊丹万作の長男として京都に生まれる。映画俳優、デザイナー、エッセイスト、後に映画監督。TV番組、TVCMの名作にも数多く関わり、精神分析がテーマの雑誌「モノンクル」の編集長も務めた。翻訳者としての仕事もあり、料理の腕も一級だった。映画「お葬式」発表以降は映画監督が本業に。数々のヒット作を送り出した後、’97(平成9)年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)