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方丈の孤月 鴨長明伝

新潮文庫 あ−91−4

出版社名 新潮社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-10-121184-8
4-10-121184-1
税込価格 781円
頁数・縦 398P 16cm

商品内容

要旨

齢五十余にして粗末な庵で想う。私の一生とは何だったのか。下鴨神社の神職の家に生まれながらも、不運と挫折の連続。孤独を抱え、災禍に遭った都を悶々と歩き回る。やがて歌の才が認められ「新古今和歌集」に入撰したのだが―。晩年、独り方丈に坐し、筆を執る。「ゆく河の流れは絶えずして…」。人はどこから来てどこへ行くのか。世の無常と、生きる意味を見つめ続けた長明の不器用で懸命な生涯。

出版社・メーカーコメント

齢五十余にして粗末な庵で想う。私の一生とは何だったのか。下鴨神社の神職の家に生まれながらも、不運と挫折の連続。孤独を抱え、災禍に遭った都を悶々と歩き回る。やがて歌の才が認められ「新古今和歌集」に入撰するのだが――。晩年、独り方丈に坐し、筆を執る。「ゆく河の流れは絶えずして…」。人はどこから来てどこへ行くのか。世の無常と、生きる意味を見つめ続けた長明の不器用で懸命な生涯。

著者紹介

梓澤 要 (アズサワ カナメ)  
1953(昭和28)年静岡県生れ。明治大学文学部卒業。’93(平成5)年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する知的な洞察とドラマ性で、本格派の歴史作家として評価されてきた。執筆の傍ら、東洋大学大学院で仏教史を学ぶ。’17年、『荒仏師 運慶』で第23回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)