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博士の本棚

新潮文庫 お−45−5

出版社名 新潮社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-10-121525-9
4-10-121525-1
税込価格 693円
頁数・縦 334P 16cm

商品内容

要旨

図書室で夢中になった『秘密の花園』『小公子』、でも本が無い家だったので愛読書はなんと『家庭の医学』だった。13歳で出会った『アンネの日記』に触発されて作家を志す。オースター、ブローティガン、内田百〓(けん)、村上春樹…本への愛情がひしひしと伝わるエッセイ集。思わぬ出会いをたくさんもたらしてくれた『博士の愛した数式』誕生秘話や、愛犬の尻尾にふと白毛を見つけた感慨なども。

目次

1 図書室の本棚―子供の本と外国文学(図書室とコッペパン
秘密の花園・小公子・小公女 ほか)
2 博士の本棚―数式と数学の魅力(三角形の内角の和は
完全数を背負う投手 ほか)
3 ちょっと散歩へ―犬と野球と古い家(気が付けば老犬…
わずか十分の辛抱 ほか)
4 書斎の本棚―物語と小説(葬儀の日の台所
アウシュヴィッツからウィーンへ、墨色の旅 ほか)

著者紹介

小川 洋子 (オガワ ヨウコ)  
1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。’88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。’91年(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、’06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)