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小説以外

新潮文庫 お−48−7

出版社名 新潮社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-10-123418-2
4-10-123418-3
税込価格 649円
頁数・縦 430P 16cm

商品内容

要旨

本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか?ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学…あらゆるジャンルを越境する著者の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の世界を一望する解体全書。

目次

春は恐怖の季節。
「恐怖」ということ
百組の「ロミオとジュリエット」
憂鬱な音楽
東京の隙間
本格推理小説作家への道
入口探し
女性の間に格闘技が流行る!?
『日本文化』という不思議
…AND MUCH,MUCH MORE〔ほか〕

おすすめコメント

私の最大の「逃げ場」は常に読書だった――。転校の多い学生時代、バブル期で超多忙だった会社勤めの頃、いつも傍らには本があった。作家となった今は、原稿が書けない時は料理本を眺め、原稿を渡し終えた夜更けにはビールを痛飲する。本以外にも、料理、食べ物、映画、音楽にまつわる思い出でいっぱい。本に愛され、本を愛する作家の、デビューから14年間の全エッセイを収めた恩田陸解体全書。

著者紹介

恩田 陸 (オンダ リク)  
1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。’92(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、’06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、’07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)