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司馬遼太郎を読む

新潮文庫 ま−35−1

出版社名 新潮社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-10-128731-7
4-10-128731-7
税込価格 440円
頁数・縦 224P 16cm

商品内容

要旨

「国民作家」司馬遼太郎―数多の作品で魅力的な群像と、情感溢れる風景を描き、「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「燃えよ剣」「菜の花の沖」「街道をゆく」など、その類まれな歴史観に裏打ちされた物語は、今なお多くの読者を魅了してやまない。司馬遼太郎賞受賞者でもある著者が、司馬氏と親しく交わった日々を紹介しながら、登場人物や舞台に込められた司馬文学の秘密を読み解く。

目次

はじめに―司馬遼太郎と「もう一つの日本」
第1部 司馬文学の主人公たち(懐しいひと―出会いの記憶
坂本竜馬―自由なる精神 ほか)
第2部 土地の記憶『街道をゆく』(梼原街道
湖西のみち ほか)
第3部 文明批評による反省(『この国のかたち』)
懐しい、懐しい人―あとがきにかえて

著者紹介

松本 健一 (マツモト ケンイチ)  
1946(昭和21)年群馬県生れ。作家、評論家。東京大学経済学部卒。現在、麗澤大学教授。評論、評伝、小説など多方面で執筆する。『評伝 北一輝』等で、2005(平成17)年度の司馬遼太郎賞と毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)