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戦国軍師の合戦術

新潮文庫 お−70−2

出版社名 新潮社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-10-128852-9
4-10-128852-6
税込価格 482円
頁数・縦 286P 16cm

商品内容

要旨

戦勝祈願時に瑞兆を見せ、陰陽道で開戦日を決め、敵兵に呪をかけ、敵陣の気を読む。戦国大名達は、軍師に非科学的方法を遣わせて、合戦に臨んだ。前近代的な軍略と切り捨ててはならない。こうした軍師の術は、当時の用兵において合理的な意味があったのである。数千の寡兵を以て数万の大軍に挑むことを可能にした合戦術の謎を戦国史研究の第一人者が解き明かす。

目次

第1章 神仏と向き合った武将たち
第2章 呪術者がリードした合戦
第3章 呪術合戦と軍配者
第4章 戦場のマインドコントロール
第5章 呪法・縁起かつぎと禁忌
第6章 怨霊の祟りと怨霊封じ
第7章 戦国の城と呪いの世界
第8章 呪符と護符の戦国史
終章 戦国武将にとって呪術とは

おすすめコメント

川中島合戦の戦略は占いとおみくじで決った!? 戦国期の軍略の謎を歴史学の第一人者が解き明かす。 戦勝祈願時に瑞兆を見せ、陰陽道で開戦日を決め、敵兵に呪をかけ、敵陣の気を読む。戦国大名達は、軍師に非科学的方法を遣わせて、合戦に臨んだ。前近代的な軍略と切り捨ててはならない。こうした軍師の術は、当時の用兵において合理的な意味があったのである。数千の寡兵を以て数万の大軍に挑むことを可能にした合戦術の謎を戦国史研究の第一人者が解き明かす。『呪術と占星の戦国史』改題。

著者紹介

小和田 哲男 (オワダ テツオ)  
1944(昭和19)年、静岡県生れ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学教授。戦国大名研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)