片眼の猿
新潮文庫 み−40−2
| 出版社名 | 新潮社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2009年7月 |
| ISBNコード |
978-4-10-135552-8
(4-10-135552-5) |
| 税込価格 | 649円 |
| 頁数・縦 | 350P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全2件
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展開が気になって途中でやめられません
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おすすめ度
- 三洋堂書店 ルビットタウン高山店 (岐阜県高山市)
この小説のタイトルの意味、読んでみてよくわかりました!
道尾さんの作品はテンポがよく、「ぷっ」と吹き出してしまうとこ、この先どーなるの!?早く読みたいと思わせるのがさすがです。
登場人物もキャラがあり、読んだあとは「じーん」ときます。
おすすめです!!(2009年10月8日)
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おすすめ度
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SFでなくホラーでもなく、ミステリです
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おすすめ度
- 金沢ビーンズ (石川県金沢市)
「向日葵の咲かない夏」での嫌悪感や気持ち悪さなどが薄まり非常に読みやすい。しかし扱っているテーマは、非常に重く、すごく深い。
また今回も驚きの結末で見事に騙されました。伏線の回収具合も絶妙。まずは明らかになる真相に驚いてください。冬絵がサングラスを外せない理由に激しい胸の痛みを感じた。自分も似た理由で眼鏡を未だ外せない。三梨たちは、すべてを受け入れて、前向きに生きて、自他の身体的特徴を気にせず人をただ「人」だと感じている。簡単そうで、そうでない感覚。私も持ちたい…そのために、まずは自分の弱さを受け入れることから始めたい。ミステリだけど、それだけでない何かがある、私にとって非常に深い1冊。(高)(2009年7月29日)
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おすすめ度
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商品内容
| 要旨 |
盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして…。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。 |
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おすすめコメント
「向日葵の咲かない夏」で大ブレイク。盗聴専門の私立探偵が遭遇した「事件」。道尾秀介を信じるな!道尾秀介を信じろ!盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして……。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。