緋色の研究
改版
新潮文庫 ト−3−5 シャーロック・ホームズシリーズ
| 出版社名 | 新潮社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2010年1月 |
| ISBNコード |
978-4-10-213405-4
(4-10-213405-0) |
| 税込価格 | 605円 |
| 頁数・縦 | 242P 16cm |
| シリーズ名 | 緋色の研究 |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
この本は短編に比べるとちょっと毛色が違います。
ホームズの出番が少ないです。
まずしょっぱなから、ワトソンの従軍経験がつらつらと綴られているのです。
でも、これ重要!ここでホームズとワトソンの出逢いの経緯が明らかになるのです。
空き家で起きた殺人事件。現場に落ちていた金色の指輪。
ここからホームズの推理がスタートするのですが、
うーん、、やっぱりホームズの活躍はちょっと少ないかも。
途中で事件の発端となる物語が挿入されているのですが、これもあまりホームズって感じがしません。
ホームズ好きには物足りないかもしれないのですが、冒頭のワトソンの略歴にしろ、途中の物語にしろ、
「骨太」って感じがして、面白いです。
言い方が変だけど、「ホームズ」という先入観無しにドイルの作品を読めるという感じで、
ホームズ以外も読んでみたい、、、と思いました。(2016年12月21日)
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商品内容
| 要旨 |
文学の知識―皆無、哲学の知識―皆無。毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、ヴァイオリンを巧みに奏する特異な人物シャーロック・ホームズが初めて世に出た、探偵小説の記念碑的作品。ワトスンとホームズの出会いから、空家で発見された外傷のないアメリカ人の死体、そして第二の死体の発見…と、息つく間もなく事件が展開し、ホームズの超人的な推理力が発揮される。 |
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