• 本

ボクたちはみんな大人になれなかった

出版社名 新潮社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-10-351011-6
4-10-351011-0
税込価格 1,404円
頁数・縦 157P 20cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • すごい・・。感動したヨ!誰かに明るく話す気にはなれないけど。

    読み終えてしまうと寂しくなるかもと思わせるような小説。なんでもツイッターで配信されたものがカタチになったということ。童貞でベルコンに乗ったエクレアをただ詰め込むだけという工場勤めをしている主人公。「社会の数にカウントされてなかった(本文)」不甲斐ない感じの青春時代に求人情報誌の文通欄を通じて容貌のさえない、いわゆるブスである一つ上の女性と出会う。「好きな人ってなんなの?って思って生きてきた」といとも簡単に口にする彼女を主人公は好きになる。ラブホテルの浴槽に浸かりながら地球の絶滅への願いをため息交じりに言える本当の自分をさらけ出せる関係。著者が想いを必要以上にこめていると読者から見破られることのない飾り気のないそれでいて滴るような情感に溢れた言葉たちで綴られている。小沢健二であるとかWAVE(昔あったレコード店)とかホットドックプレス(雑誌)とか、ツイッター、恋するフォーチューンキッキーであるとか時代を感じさせるアイコンとして機能する固有名詞が全編に散りばめられていて、その時代を通り過ぎた主人公と同じ年代の読者には思い入れが持ちやすく他の世代よりも共感度もかなり違うかもしれない。主人公の

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    (2017年9月30日)

おすすめコメント

"キミたちはみんな、もっと好きな人に、会えたのだろうか? 糸井重里、大根仁、小沢一敬、堀江貴文、会田誠、樋口毅宏、二村ヒトシ、悶絶! ある朝の満員電車。昔フラれた大好きだった彼女に、間違えてフェイスブックの「友達申請」を送ってしまったボク。43歳独身の、混沌とした1日が始まった――。オトナ泣き""続出、連載中からアクセス殺到の異色ラブストーリー、待望の書籍化。"

出版社・メーカーコメント

あの頃の恋人より、好きな人に会えましたか? 糸井重里、大根仁、小沢一敬、堀江貴文、会田誠、樋口毅宏、二村ヒトシ、 せつな痛さに悶絶! web連載中からアクセス殺到の異色ラブストーリー、待望の書籍化。 (あらすじ) 17年前、渋谷。大好きだった彼女は別れ際、「今度、CD持ってくるね」と言った。それがボクたちの最終回になった。17年後、満員電車。43歳になったボクは、人波に飲まれて、知らないうちにフェイスブックの「友達申請」を送信してしまっていた。あの最愛の彼女に。 とっくに大人になった今になって、夢もない、金もない、手に職もない、二度と戻りたくなかったはずの“あの頃"が、なぜか最強に輝いて見える。ただ、「自分よりも好きになってしまった人」がいただけなのに……各界で“オトナ泣き"続出、web連載中からアクセスが殺到した異色のラブストーリー、ついに書籍化。 ◆ リズム&ブルースのとても長い曲を聴いているみたいだ。 糸井重里(コピーライター) ◆ 事件も犯罪も起きなければ、アウトローも拳銃も登場しない。だがこれは確実に新時代のハードボイルド小説だ! ! 大根仁 (映像ディレクター) ◆「なんだこの統一した叙情の持続は! 」と、ネットの連載を驚愕しつつ読んでました。 いわゆる「青春の墓碑銘」の最新版でしょう。 会田誠 (美術家) ◆ 謝りたい人と会いたい人の顔が浮かんだ。堀江貴文(実業家) ◆ 射精くらいキモチよかった。記憶がシゴかれ、かきむしられて涙が出ていた。 こういう仕事や恋愛を、僕もしていた記憶があるから。 二村ヒトシ (アダルトビデオ監督) ◆「さよなら小沢健二」と言えないまま大人になった僕たちは、あの頃のことを「何もなかった」と思いたくなくて今日も生きている。 樋口毅宏(作家) ◆泣いちゃった。 小沢一敬(スピードワゴン)