• 本

成功は一日で捨て去れ

出版社名 新潮社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-10-464203-8
4-10-464203-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

リーマンショック以降、世界中の小売業が低迷するなか、好調を持続している「ユニクロ」。そのユニクロ事業を展開するファーストリテイリング社の創業者である柳井正氏は、一定の成功を収めた後、優秀と見込んだ若手に経営をまかせ、自らは社長を退き会長に就任する。ところが、その3年後、同社の「安定成長志向」を危惧した柳井氏は、再び社長に返り咲き、同社の再建に乗り出す。本書は、その再建、社内改革の過程と考え方を柳井氏自らが語ったもの。著書としては、それ以前の行動プロセスと経営哲学を語った『一勝九敗』(新潮社)に続く2冊目となる。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2010年1月29日])

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商品内容

要旨

ユニクロは、いかに「最大の危機」に対峙し、世界一を目指す組織を作り上げていったのか?その「安定志向」が会社を滅ぼす―現状を否定し、社内改革への挑戦を続けるユニクロ。経営トップが明かす悪戦苦闘の記録。

目次

第1章 安定志向という病(玉塚新体制へ託した成長
3年ぶりの社長復帰 ほか)
第2章 「第二創業」の悪戦苦闘(なぜ再度、社長をやろうと思ったか
経営者を育てるのは難しい ほか)
第3章 「成功」は捨て去れ(再強化・再成長のための3つのエンジン
素材を生かした商品開発 ほか)
第4章 世界を相手に戦うために(ロッテと組んだ韓国への出店
成長が見込めるアジア市場 ほか)
第5章 次世代の経営者へ(H&M襲来は大歓迎
子会社3社統合は再生の第一歩 ほか)

おすすめコメント

成功の反復に意味はない。その「安定志向」が会社を滅ぼす!三年ぶりに社長に復帰した柳井氏が目にしたのは、かつてのベンチャースピリッツを忘れ、大企業病に冒された社内の現状だった――。ユニクロは、この「最大の危機」にいかに対峙し、世界一を目指す組織を作り上げていったのか?経営トップが明かす悪戦苦闘の記録。前著「一勝九敗」から六年、待望の経営論!

著者紹介

柳井 正 (ヤナイ タダシ)  
1949(昭和24)年2月、山口県宇部市生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。ジャスコを経て、72年、父親の経営する小郡商事に入社。84年、カジュアルウェアの小売店「ユニクロ」の第1号店を広島市に出店し、同年社長に就任する。91年に社名をファーストリテイリングに変更。94年広島証券取引所に上場し、97年東証第2部に上場。99年2月には東証第1部に上場を果たした。2002年11月に一旦は代表取締役会長となるも、05年9月、再び社長に復帰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)