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ヒトはこうして増えてきた 20万年の人口変遷史

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-10-603773-3
4-10-603773-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 260P 20cm

商品内容

要旨

20万年前、アフリカで誕生したわれわれは穏やかに増えていくが、つい最近、突然の増加をみた。農耕が始まった約1万年前のわずか500万人が、文明が成立し始めた5500年前には1000万、265年前の産業革命で7億2000万となり、2015年には72億人。そしてこの先どう推移するのか?人口という切り口で人類史を眺めた新しいグローバル・ヒストリー。

目次

第1章 賢いヒト―二〇万年前=五〇〇〇人?(ヒト前史
ヒト化
狩猟採集という生き方
適応を測る
出生と死亡からみるヒト)
第2章 移住―七万年前=五〇万人?(地球全域への移住
狩猟採集民としての過適応)
第3章 定住と農耕―一万二〇〇〇年前=五〇〇万人(定住と農耕の開始
農耕の起源と伝播
残されたフロンティアへ
農耕による生存基盤の拡充)
第4章 文明―五五〇〇年前=一〇〇〇万人(文明がもたらす功罪
コア・ユーラシア
二回の「人口循環」
現代の幕開け)
第5章 人口転換―二六五年前=七億二〇〇〇万人(ヨーロッパではじまった人口転換
日本―ユニークな軌跡
二〇世紀半ば以降―激動する人口)
最終章 現在―二〇一五年=七二億人

おすすめコメント

何が人類をここまで激増させたのか? 20万年前、アフリカで誕生したわれわれは穏やかに増えていくが、つい最近、突然の増加をみた。農耕が始まった約1万年前のわずか500万人が、文明が成立し始めた5500年前には1000万、265年前の産業革命で7億2000万となり、2015年には72億人に。そしてこの先どう推移するのか? 人口という切り口で人類史を眺めた新しいグローバルヒストリー。

著者紹介

大塚 柳太郎 (オオツカ リュウタロウ)  
1945(昭和20)年、群馬県生れ。東京大学理学部生物学科(人類学課程)卒、理学博士。専門は人類生態学。東京大学大学院医学系研究科教授、国立環境研究所理事長を経て、自然環境研究センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)