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戦後落語史

新潮新書 343

出版社名 新潮社
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-10-610343-8
4-10-610343-5
税込価格 770円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

その時、円生が怒り、談志と志ん朝は動き、円楽は耐えた…。落語界最大の抗争、落語協会分裂騒動とは何だったのか。志ん生、円生の復帰、ラジオ、テレビによる人気の沸騰、立川談志一門の協会脱退、寄席の衰退と復活。落語史に残る大事件から、時代を象徴する噺家の栄枯盛衰まで。四十年以上、「東京」の落語を見続けてきた演芸評論の第一人者による戦後落語史。現在の落語界が見えてくる格好の入門書。

目次

第1章 昭和二十年代
第2章 昭和三十年代
第3章 昭和四十年代
第4章 昭和五十年代
第5章 昭和六十年代
第6章 平成元年〜十年
第7章 平成十一年〜二十年

著者紹介

吉川 潮 (ヨシカワ ウシオ)  
1948(昭和23)年生まれ。名づけ親は詩人の西條八十。父親は西條夫人の長唄の師匠だった。立教大学卒業後、放送作家のかたわら演芸評やコラムを発表。演芸評論家、小説家として活動の場を広げる。立川流顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)