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Tシャツの日本史

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-12-005940-7
4-12-005940-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

あなたの〈裾〉に隠された日本の同調圧力と美の仕組み。

目次

序章 ぼくらがTシャツで旅に出る理由
第1章 誕生 1868‐1955
第2章 思春期 1956‐1979
第3章 失踪 1980‐1988
第4章 反抗期 1989‐2004
第5章 黒歴史 2005‐2010
第6章 輪廻転生 2011‐2024
終章 2075年のナード・ファッション 2025‐2075

出版社・メーカーコメント

裾さばきの歴史的変遷から、日本の若者を覆う同調圧力の謎を解く。古来、Tシャツはずっと日本史の死角にあった。日本の若者たちは、まわりの友達と同じようにTシャツの裾をさばかないと「みっともない」「ださい」と言われ、笑われてしまう世界に生きてきた。しかし、未だかつてインとアウトの変遷や構造を説明する者はいなかった。だから考えたいのだ。この呪いを解く方法を。Tシャツの日本史を書くこと。それは日本で発生した同調圧力の遍歴を書き留めることだ−−

著者紹介

高畑 鍬名 (タカハタ クワナ)  
1984年東京都生まれ。2004年、映画『紀子の食卓』に衣装助手として参加。12年、監督作『もしかしたらバイバイ!』が国内外の映画祭に入選(滝野弘仁との共同監督)。14年、早稲田大学大学院文学研究科の表象・メディア論コース修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)