中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢
中公新書 2653
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-12-102653-8
(4-12-102653-5) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 225P 18cm |
商品内容
要旨 |
鎌倉幕府滅亡から二年後の一三三五年、北条高時の遺児時行が信濃で挙兵。動揺する後醍醐天皇ら建武政権を尻目に進撃を続け、鎌倉を陥落させた。二十日ほど後、足利尊氏によって鎮圧されるも、この中先代の乱を契機に歴史は南北朝時代へと動き出す―。本書は、同時代に起きた各地の北条氏残党による蜂起や陰謀も踏まえ、乱の内実を読み解く。また、その後の時行たちの動向も追い、時流に抗い続けた人々の軌跡を描く。 |
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目次 |
序章 鎌倉幕府と北条氏 |
出版社・メーカーコメント
建武2年(1335)7月、信濃で北条高時の遺児時行が挙兵した。破竹の勢いで鎌倉を落とした彼らの動きに、時の政権は戦慄する。後醍醐天皇、足利尊氏、護良親王など多くのキーマンの運命を変えた反乱の内実を読み解き、その歴史的位置づけを示す。