生き物の「居場所」はどう決まるか 攻める、逃げる、生き残るためのすごい知恵
中公新書 2788
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2024年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-102788-7
(4-12-102788-4) |
税込価格 | 1,155円 |
頁数・縦 | 282P 18cm |
商品内容
要旨 |
世界は広いが、それぞれの生き物が生きられるのは、ほんの小さな場所にすぎない。ウナギは川底の穴にしか棲めないし、モンシロチョウはいつもキャベツ畑を飛んでいる。生き物の居場所=ニッチは、なぜそこに決まっているのか。これまで餌や配偶者の存在などの理由が考えられてきたが、実は天敵の不在こそが何よりも重要なのだ。生き物たちの巧妙な生き方から、天敵不在と繁殖干渉という、生態学の核心的概念を紹介する。 |
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目次 |
第1章 「種」とは何か |
出版社・メーカーコメント
世界は広いが、それぞれの生き物が生きることができるのは、ほんの小さな場所である。チーターは開けた草原にしか棲めないし、モンシロチョウはもっぱらキャベツ畑を飛んでいる。生き物の居場所は、なぜ決まっているのだろう。これまで餌や配偶者の存在などの理由が考えられてきたが、実は天敵がいないことが何よりも大事だ。様々な生き物を例に、生き残るための巧妙な知恵を紹介する。