• 本

コンビニ難民 小売店から「ライフライン」へ

中公新書ラクレ 550

出版社名 中央公論新社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-12-150550-7
4-12-150550-6
税込価格 902円
頁数・縦 228P 18cm

商品内容

要旨

行政、雇用、防災と役割を拡大するコンビニ。日本の持続的発展を支える意味でかかる期待も大きい。しかし利便性を享受できない高齢者、いわゆる「コンビニ難民」は868万人と推計され、その解消を今こそ検討すべきと著者は主張する。5万以上の店舗網、それはもはやライフラインだ!

目次

序章 あなたは「コンビニなし」で暮らせますか(約5・5万店―全国に張り巡らされる店舗網
約10兆円―それでも伸びる売上高 ほか)
1章 社会的課題と向き合うコンビニ(経済
行政 ほか)
2章 超高齢化社会と向き合うコンビニ(「コンビニ難民」の実情を理解する
医薬品から航空機チケットまで ほか)
3章 高齢者の約6割が「コンビニ難民」である(コンビニ難民の実態に迫る
店舗数全国平均、1万人当たり4・2店 ほか)
4章 「コンビニ難民」を減らすことはできるのか(さらにコンビニは進化する
「健康」への取り組み ほか)

おすすめコメント

物流に金融、災害支援。もはや無くてはならないコンビニだが、全高齢者の6割は「コンビニ難民」だった。拡大するその実態に迫る

著者紹介

竹本 遼太 (タケモト リョウタ)  
1981年京都府生まれ。東京大学工学部卒業、東京大学大学院情報理工学系研究科修了(数理情報学専攻)。2006年、野村證券に入社。研究員・クオンツアナリスト・エコノミストとして債券市場や日本経済に関する調査研究に従事し、12年に三井住友トラスト基礎研究所に入社。現在、「都市と不動産」に関する調査研究業務を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)