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つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり

中公文庫 ひ27−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-12-205372-4
4-12-205372-2
税込価格 943円
頁数・縦 346P 16cm

商品内容

要旨

伊藤博文の愛妾であり、料亭・田中家の女将をつとめた祖母。その絶大な庇護のもとで育った慶子は、やがて自分の生き方を求め演劇界へ飛び込んでゆく。人間国宝・花柳章太郎に鍛えられた女優修業、そして花柳界と演劇界を横断する多彩な出会い。貴重なエピソードをいきいきと綴る半生記。

目次

1 新橋「田中家」の娘に生まれて(お母様を生かして!
ヘッ、お披露目でござい ほか)
2 俳優座養成所の第五期生(ラポポルトの俳優修業を読め!
ばか、なんでこんなところに来たんだ! ほか)
3 新派・花柳章太郎に師事して(いままでの勉強は全部捨てなさい
いまフンドシを洗っています ほか)
4 フリーに、そして心に残る人々(うれしく負けました
一点豪華主義でいくといいよ ほか)

著者紹介

樋田 慶子 (ヒダ ケイコ)  
1934年1月1日、東京生まれ。52年、湘南白百合学園卒業。56年、俳優座養成所第五期生卒業。同年、劇団新派に入団し、花柳章太郎に師事。69年、フリーに。出演作品に、舞台「近松心中物語」、「たぬき」(助演女優賞受賞)、映画「蕨野行」、NHK大河ドラマ「葵三代」ほか多数。現在、女優業のかたわら、新国立劇場演劇研修所講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)