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娘始末

中公文庫 う28−5 闕所物奉行裏帳合 5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-12-205518-6
4-12-205518-0
税込価格 692円
頁数・縦 340P 16cm
シリーズ名 娘始末

商品内容

要旨

借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐ。改易を恐れた旗本は娘に自殺を強要していた。扇太郎が預かる元遊女の朱鷺にも魔の手がのびる。江戸を揺るがす事件に乗じて町奉行の座を狙う鳥居、岡場所の利権を欲する一太郎、政権奪取を図る家斉派の幕閣の思惑が交錯する中、扇太郎も覚悟を決める。

おすすめコメント

借金の形に売られた旗本の娘が自害。扇太郎の預かりの身となった元遊女の朱鷺にも魔の手がのびる。一太郎との対決も山場を迎える。〈解説〉縄田一男

著者紹介

上田 秀人 (ウエダ ヒデト)  
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年小説CLUB新人賞佳作。2001年作家デビュー。歯科医院を営みながら、時代小説を中心に活躍。単行本書き下ろしとして『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)、同作品で第十六回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)