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神戸25メートルの絶望

C・NOVELS 29−25

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-12-501142-4
4-12-501142-7
税込価格 901円
頁数・縦 197P 18cm

商品内容

要旨

ジャパントラベルが企画した豪華ツアー「日本の異国」には、6名の参加者があった。神戸を中心とした3泊4日の行程だが、2日目の異人館街観光中に一組の夫婦が姿を消した。そして、数日後に東京で「処刑」された男女がその夫婦だと判明。2人は25メートルの円の中心で息絶えていた。十津川は事件の背景には1995年の阪神淡路大震災があり、他のツアー参加者―銀行を定年退職した男、IT企業の若き社長、クラブ経営の女と大学生の娘―の中に犯人がいると睨む。4人の容疑者、25メートルの謎…。真相に迫った十津川は自らの命を賭して犯人を救うことに。

おすすめコメント

神戸・異人館街観光中に失踪した夫婦が、25メートルの円の中心で惨殺された。十津川は、被害者と同じツアーに参加していた4人の男女が阪神淡路大震災の被災者だと突き止めるが……。

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
1930年東京生まれ。63年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞を、2004年にはミステリー界における多大な功績が評価され第8回日本ミステリー文学大賞を、10年には第45回長谷川伸賞を受賞する。01年10月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)