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はじめての宗教論 左巻

ナショナリズムと神学

NHK出版新書 336

出版社名 NHK出版
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-14-088336-5
4-14-088336-7
税込価格 858円
頁数・縦 259P 18cm
シリーズ名 はじめての宗教論

商品内容

要旨

宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?近代とともに宗教はどう変わったのか?ナショナリズムの歪みから生じた現下21世紀の様々な困難に、どう対峙するか?キリスト教神学の基本を明快に解説し、宗教の変貌とともに生じた人間の自己絶対化の果てに、戦争の世紀が訪れたことを鋭く読み解く。危機の時代を生き抜くための知的体力が身につく実践的宗教論、待望の続編。

目次

序章 キリスト教神学は役に立つ―危機の時代を見通す知
第1章 近代とともにキリスト教はどう変わったのか?第2章 宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?第3章 キリスト教神学入門1―知の全体像をつかむために
第4章 キリスト教神学入門2―近代の内在的論理を読みとく
第5章 宗教は「戦争の世紀」にどう対峙したのか?
第6章 神は悪に責任があるのか?―危機の時代の倫理

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。作家・元外務省主任分析官。外交官を務めるかたわら、モスクワ国立大学哲学部、東京大学教養学部で教鞭をとる。著書に『国家の罠』(新潮社、毎日出版文化賞特別賞)『自壊する帝国』(新潮社、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)