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それでも読書はやめられない 本読みの極意は「守・破・離」にあり

NHK出版新書 615

出版社名 NHK出版
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-14-088615-1
4-14-088615-3
税込価格 990円
頁数・縦 265P 18cm

商品内容

要旨

普通一般の読書で、本はこう読みなさい、というルールはなく、読書は技量の上達や心の成長を競うものでもない。つまり、読書の作法は人それぞれだ。ただし、自分自身を相手に、自分なりの読書の道筋として「守・破・離」を見つけられるとしたら、どうだろうか?加齢とともに移り変わる読書傾向は何を意味するか?約1万冊を読んできた、名うての市井読書家による渾身の読書論。

目次

第1章 いきなり読書の横道から入って―人はいつどうやって読書に目覚めるのか
第2章 読書の「守」―不自由な読書だった
第3章 読書の「破」―名著と格闘する
第4章 読書の「離」―もっと自由な広い世界へ
第5章 読書家たちの読書論を読む
第6章 おすすめ純粋おもしろ本の世界
第7章 読書の終着点―いま、読書できることのしあわせ

おすすめコメント

名著・名作に入門(守)、格闘し、敗れた(破)のちに開眼する(離)。古希を過ぎて総括する読書人生の終着点! たかが活字が並んでいるだけなのに、おもしろい本はなぜかくもおもしろいのか──。「すべての趣味の中で読書だけが残る」のはなぜなのか? 何ものにもとらわない読み方へと誘う。

著者紹介

勢古 浩爾 (セコ コウジ)  
1947年大分県生まれ。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)