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2025年のデジタル資本主義 「データの時代」から「プライバシーの時代」へ

NHK出版新書 623

出版社名 NHK出版
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-14-088623-6
4-14-088623-4
税込価格 990円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

GAFA、BATHなどの「デジタル・プラットフォーマー」に情報と富のすべてが集中するデータ経済への反動から、個人情報保護の動きが欧米を中心に高まっている。次に覇権を握るのは、いったい誰か?“周回遅れ”の日本は、どこに活路を見出せばよいのか?産業界の未来予測に定評ある著者が、進展するデジタル資本主義の行方を占う!

目次

第1章 米中メガテック企業「ビッグデータ×AI」&「デジタル」戦略
第2章 「データの時代」から「プライバシーの時代」へ
第3章 アップルとグーグルのプライバシー対応
第4章 プライバシー・テックの世紀
第5章 「GAFAの次に来るもの」と「ポストデジタル資本主義」
第6章 ポストコロナにおける「ポストデジタル資本主義」
おわりに 「自然との共生」の歴史の中に日本の活路がある

出版社・メーカーコメント

巨大テック企業による富の独占に抗い、世界で高まる個人情報保護の機運。デジタル資本主義が進展する中で、次に覇権を握る者とは?アメリカのGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)、中国のBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)といった巨大テクノロジー企業に情報と富のすべてが集中する現在。行き過ぎたデータ経済への反動から、彼ら“デジタル・プラットフォーマー”が利益の源泉としてきた個人情報を保護する動きが、欧米を中心に高まっている。データの時代からプライバシーの時代への移行が始まる中で、次に覇権を握るのは一体誰か? “周回遅れ”に甘んじる日本は、どこに活路を見出せばよいのか? 産業界の未来予測に定評ある著者が、コロナショック後の世界の行方を読み解き、進展するデジタル資本主義の行方を占う!

著者紹介

田中 道昭 (タナカ ミチアキ)  
立教大学ビジネススクール教授。シカゴ大学経営大学院MBA。専門は企業戦略&マーケティング戦略及びミッション・マネジメント&リーダーシップ。日米欧の金融機関において要職を歴任した後、多業種に対するコンサルティング経験をもとに、各種メディアでも活動。公正取引委員会独占禁止懇話会メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)