• 本

昭和20年8月15日 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか

NHK出版新書 744

出版社名 NHK出版
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-14-088744-8
4-14-088744-3
税込価格 1,265円
頁数・縦 363P 18cm

商品内容

要旨

総勢135人の敗戦体験を膨大な資料に基づいて描き出す、もうひとつの「日本のいちばん長い日」

目次

序章 玉音放送
第一部 今日も明日もペンをとる(若者たち
文豪たち)
第二部 国敗れて、映画あり(東宝
松竹
大映)
第三部 それぞれの幕間(演劇・音楽
新劇
歌舞伎)
第四部 遅れてきた少年たち(未来の音楽家、映画人たち
未来のマンガ家たち
未来の作家たち)

出版社・メーカーコメント

これは、もうひとつの「日本のいちばん長い日」だ。あの日、36歳の太宰治は、玉音放送を聞いて「ばかばかしい」と繰り返した。あの日、27歳の高峰三枝子は、米兵に襲われはしないかと不安を抱いていた。あの日、13歳の大島渚は、黙ったまま友人と将棋を指しつづけた。作家、映画監督、俳優、音楽家、歌舞伎役者、マンガ家……総勢135人の敗戦体験を、膨大な資料にもとづいて再現する。8月15日に誰がどこで過ごしていたかが一目で分かる地図や、略歴付き索引など資料面も充実。

著者紹介

中川 右介 (ナカガワ ユウスケ)  
1960年生まれ。作家、編集者。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータ代表取締役編集長(〜2014年)として、音楽家や文学者の評伝などを編集・発行。自らもクラシック音楽、歌舞伎、映画、マンガ、野球など多様な分野で旺盛な執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)