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メグレと若い女の死

新訳版

ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 16−3

出版社名 早川書房
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-15-070953-2
4-15-070953-X
税込価格 1,122円
頁数・縦 255P 16cm
シリーズ名 メグレと若い女の死

商品内容

要旨

パリ、ヴァンティミユ広場で女の死体が発見された。場違いなサテンのイブニングドレスをまとった被害者を見たメグレは、事件が複雑なものになると直感する。ルイーズと名乗る女性はなぜ殺されたのか。メグレはルイーズの人生をなぞるように捜査を行う。犯人を追うことよりも、孤独と苦悩の中にあった彼女の人生を理解することが事件を解き明かす鍵だとわかっていたからだ。シリーズの代表作がついに新訳。

出版社・メーカーコメント

真夜中のパリで見つかった奇妙な女性の死体。司法警察局のメグレは事件の捜査にあたるが……人間心理を追求する不朽の名作がついに新訳

著者紹介

シムノン,ジョルジュ (シムノン,ジョルジュ)   Simenon,Georges
1903年、ベルギーのリエージュに生まれる。1919年にAu Pont des Archesを発表し、作家デビュー。1922年にパリへ移住し、多くのペンネームを使い約200点の通俗小説を書きながら、小さなヨットでヨーロッパ中を回り、1931年には、“メグレ警視”シリーズの第一作目を執筆。その後も“メグレ警視”シリーズや“ロマン・デュール”と呼ばれる純文学よりの作品を数多く執筆し、フランスを代表する作家として高い評価を受ける。1989年、ローザンヌの自宅で死去。享年87
平岡 敦 (ヒラオカ アツシ)  
1955年生、早稲田大学文学部卒、中央大学大学院修士課程修了、フランス文学翻訳家、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)