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世界大不況からの脱出 なぜ恐慌型経済は広がったのか

出版社名 早川書房
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-15-209017-1
4-15-209017-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 285P 19cm

商品内容

要旨

1930年代初頭、アメリカの銀行取り付け騒ぎ。1980年代末、日本の不動産バブル崩壊。1990年代後半、アジア通貨危機、そして日本が陥った「流動性の罠」―。すべての「総和」である、目下の世界大不況を突破する術とは?世界が注目するノーベル賞経済学者が、今回の危機を予言した1999年の快著『世界大不況への警告』に、2000年以降の最新情勢について大幅に加筆。克明な検証を加えて放つ、待望の改訂増補版。

目次

第1章 「問題の核心は解決された」
第2章 無視された警告―一九九五年、中南米諸国の危機
第3章 日本がはまった罠
第4章 アジアの恐慌
第5章 倒錯した政策
第6章 世界の支配者たち
第7章 グリーンスパンのバブル
第8章 影の銀行
第9章 恐怖の総和
第10章 恐慌型経済の復活

出版社
商品紹介

ノーベル経済学者が経済崩壊を導いた構造を解き明かし、いま何をすべきかを示唆。『世界大不況への警告』改訂増補版。

著者紹介

クルーグマン,ポール (クルーグマン,ポール)   Krugman,Paul
1953年ニューヨーク州生まれ。イェール大学助教授、マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授を経て、現在プリンストン大学教授。大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、世界銀行やEC委員会の経済コンサルタントを歴任。ニューヨーク・タイムズの辛口コラムニストとしても人気が高い。1991年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。2008年、ノーベル経済学賞受賞
三上 義一 (ミカミ ヨシカズ)  
上智大学卒、筑波大学大学院修了(国際関係論)。米タイム誌、ロイター通信社などに勤務し、世界中を取材。アウン・サン・スー・チーやジョージ・ソロスを日本で初めて本格的に紹介する。1990年から2年間コロンビア大学特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)