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欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-16-390403-0
4-16-390403-4
税込価格 1,836円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

ある日、歯が抜けた。インプラントは1本ウン十万円で大手術。入れ歯なら安いけど見た目とイメージが悪い。ぼくはどうするべきなんだ!?ただ、抜けた歯を治したかっただけなのに、歯に振り回され続ける悪夢の日々―。

目次

平和は終わった
再生不能!?
治療費でベンツが買える!?
歯科医にいい思い出などひとつもなかった
無情のコンクリート固め
“自前歯”危機一髪
顔の形が元に戻った
ついに腹をくくる
我慢は大敵
連鎖反応
根幹治療とインプラント治療
仮入れ歯の日々
明日に架からない橋
待望のインプラント手術
手術成功と術後のレッスン
ライスの別れ
トラブルは忘れた頃にやってくる
治療は続くよどこまでも
インプラント治療の現状と未来
最後のインプラント

おすすめコメント

ある日、朝食にオムレツを食べているとき、口内に違和感を感じた著者。右下の奥歯がふわりと軽くなり、重量感のある異物が歯茎を直撃した。いったい何が起きたのか? 口の中から出てきたのは、セラミックと銀の三本連結歯と金属片だった??。実は十年前に治療したインプラントの被せものがとれてしまったのだ。折れているらしきチタンの心棒まである。「一生もの、最低でも十年は持つ」と言われ、七十万円かけてやったのに……。手術を受けたクリニックに行くと、執刀医はもういなくなったということから始まる長い弁明を聞かされ、あげく「完全にやり直しになる」「治療には四百万円かかる」と言われてしまう。「ここで治療を受けるわけにはいかない!」。そこから、著者の「ちゃんとしたインプラント」探求の長い長ーーーい旅(?)が始まる。折れたインプラントととれた三本連結歯をもとに戻すだけのはずだったが、ここで問題をややこしくしたのが長年の歯医者嫌いのツケ。虫歯が次々にみつかり、治療する歯が増え、あっちもこっちもインプラント治療が必要になり、その費用が筆者の財布を圧迫し……。いつになっても治療は終わらない。いい歯医者はどこにいる? きちんとしたインプラントはどこで手に入る? 著者は抜けて(または抜いて)なくなってしまった歯を「欠歯」と呼ぶ。三本連結歯がとれて欠歯を抱えた生活、「欠歯生活」が始まったのは2002年。治療は迷走に迷走を重ね、完治したのは今年、2017年。実に15年越しの治療となった。歯医者嫌いが虫歯も欠歯もない口を手に入れるまでの汗と涙の歯科放浪記!

著者紹介

北尾 トロ (キタオ トロ)  
1958年福岡県生まれ。ライター。2010年にノンフィクション専門誌『季刊レポ』を創刊し、2015年まで編集人をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)