• 本

「意識高い系」の研究

文春新書 1102

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-16-661102-7
4-16-661102-X
税込価格 896円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

ノマドワーカー、ハロウィン、愛国女子…。SNSに巣食う彼ら彼女らはなぜ「面倒くさい」のか―著者自らの体験から紡ぎだす、衝撃の現代若者論。

目次

第1章 リア充は「意識高い系」の裏側に隠れている(序説 土地とリア充の現代
リア充と混同されがちな「意識高い系」
「意識高い系」の定義 ほか)
第2章 「意識高い系」の心理―大義と欲望(「意識高い系」の写す写真
「意識高い系」=「中途階級」の心理
「意識高い系」と「意識の高い人」の差)
第3章 列伝(青木大和・小4偽装サイト事件 挫折した「意識高い系大学生」
靖国コスプレイヤーと愛国女子 愛国に仮託した承認欲求
ノマドワーカー わたし渋谷で頑張っているんだ、の空疎 ほか)

おすすめコメント

彼らはなぜ「面倒くさい」のか? 「これは自分の物語でもある」と語る著者が、SNSに巣食う現代人を徹底解剖! カフェでMacを広げ、自己啓発セミナーに熱心に通い、休日はバーベキューやパーティーに繰り出し、その煌びやかな姿をSNSにアップする……。そんな「意識高い系」の人々はなぜ生まれるのでしょうか。そのキーワードは「土地」と「スクールカースト」にあります。容姿とコミュニケーション能力で、学校内での序列が明確に決まってしまう現代社会。学生時代に「スクールカースト」最上位に位置し、承認欲求が十分に満たされた人々のことを「リア充」と呼ぶのは周知の通りです。一方、本書は「リア充」と「意識高い系」の違いを強調します。薄暗い青春時代を過ごした人は、どんなに後の人生において恋人を作ったとて、起業したとて、「リア充」にはなれないのです! むしろ「リア充」は生まれた土地の居心地が良いことから地元を離れず、SNSも使わない閉じた世界の中に居るため、私たちが観測できる華やかな人々は「意識高い系」かも知れません。彼らの生態を徹底的に掘り下げることで、現代社会の抱える問題が見えてきます!

著者紹介

古谷 経衡 (フルヤ ツネヒラ)  
1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科(日本史)卒。文筆家。一般社団法人日本ペンクラブ正会員。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。インターネットとネット保守、若者論、社会、政治、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMやRKBラジオで番組コメンテイターも担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)