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中国「軍事強国」への夢

文春新書 1424

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-16-661424-0
4-16-661424-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 301P 18cm

商品内容

要旨

「台湾統一」は単なるスローガンではなく、すでにタイムテーブルが完成している。習近平が提唱する「中国の夢」を考案したブレーンが、中国の“本音”を具体的かつ赤裸々に明かす。中国語版では削除された「台湾統一シナリオ」も世界初公開。

目次

第1章 習近平強軍思想とは何か
第2章 解放軍の戦略新思考
第3章 強軍化事業への道
第4章 習近平国家安全戦略の4大転換
第5章 反台湾独立から祖国の完全統一へ
第6章 イデオロギー戦で打ち勝つために
第7章 新時代の中国が直面する8つの戦場
第8章 世界一流の軍隊になるための戦略
第9章 科学技術の振興こそが強軍化への近道
第10章 富国強兵の鍵となる軍民融合
第11章 世界一流軍隊実現の要は海洋にあり
第12章 21世紀の人民解放軍は国土内には留まらず

著者紹介

劉 明福 (リウ ミンフー)  
中国国防大学教授(上級大佐)。1951年山東省生まれ。1969年に入隊。済南軍区政治研究室主任や国防大学軍隊建設研究所所長などを歴任。2020年に出版した著書『中国の夢』は国内外で話題となり、習近平政権の政治スローガンに採用された
峯村 健司 (ミネムラ ケンジ)  
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。1974年長野県生まれ。朝日新聞入社後、北京・ワシントンで計9年間特派員。ハーバード大フェアバンクセンター中国研究所客員研究員や、朝日新聞編集委員(外交・米中関係担当)を経て、現職
加藤 嘉一 (カトウ ヨシカズ)  
国際コラムニスト。楽天証券経済研究所客員研究員。1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後、単身で北京大学留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。香港大学アジアグローバル研究所兼任准教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)