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ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

文春新書 1480

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-16-661480-6
4-16-661480-0
税込価格 1,243円
頁数・縦 319P 18cm

商品内容

要旨

「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」「『風の谷のナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母『赤城』と同じなのか」「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」…。アニメ・特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。“虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらない―。

目次

第一章 アニメの戦争と兵器
第二章 ゴジラVS.自衛隊
第三章 日独『エヴァンゲリオン』オタク対決
第四章 宮崎駿のメカ偏愛
第五章 『エヴァンゲリオン』の戦争論
第六章 佐藤大輔とドローンの戦争

出版社・メーカーコメント

「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」「『風の谷ナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母「赤城」と同じなのか」「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」……。アニメや特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。“虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらない――。

著者紹介

小泉 悠 (コイズミ ユウ)  
東京大学先端科学技術研究センター准教授。1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。民間企業勤務を経て、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員として2009年〜2010年ロシアに滞在。専門はロシアの軍事・安全保障
高橋 杉雄 (タカハシ スギオ)  
防衛研究所防衛政策研究室長。1972年神奈川県生まれ。1997年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。2006年ジョージワシントン大学大学院修了。1997年より防衛研究所。1998年より2001年まで防衛省防衛政策局防衛政策課研究室、2008年より2016年まで防衛省防衛政策局防衛政策課戦略企画室兼務。専門は安全保障論、日米同盟
太田 啓之 (オオタ ヒロユキ)  
朝日新聞記者。1964年生まれ。東京大学法学部、教育学部卒。卒業後、朝日新聞社に入社。「週刊朝日」「アエラ」両編集部などを経て、2003年から生活部で公的年金など社会保障全般を取材。2019年から文化部で「ナショナリズムと戦争、物語」をテーマに取材
メントライン,マライ (メントライン,マライ)   Mentlein,Marei
1983年、ドイツ北部の港町キール出身。姫路飾西高校、早稲田大学に留学。ボン大学卒業後の2008年から日本在住。NHKドイツ語講座などに出演。2015年末から独テレビ東京支局プロデューサー。テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」のコメンテーターも務める。翻訳、通訳、著述、番組制作と幅広く仕事を展開するため「職業はドイツ人」を自称する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)