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無用庵隠居修行

文春文庫 え4−15

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-16-741415-3
4-16-741415-5
税込価格 880円
頁数・縦 382P 16cm

商品内容

要旨

直参旗本・日向半兵衛は、出世のことしか考えない同僚に嫌気がさし「あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって死にたい」という願いを込めた「無用庵」で隠居暮らしを始める。のんびりと過ごすはずだったが、舞い込んでくる事件の数々。「口は悪いが情けにゃ弱い」日向半兵衛が難事件を解決する痛快時代小説。

著者紹介

海老沢 泰久 (エビサワ ヤスヒサ)  
昭和25(1950)年、茨城県生まれ。国学院大学卒業後、同大学折口博士記念古代研究所勤務ののち、63年「F1地上の夢」で新田次郎文学賞を、平成6年「帰郷」で直木賞を受賞。平成21年8月、十二指腸がんのため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)