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独り群せず

文春文庫 き7−11

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-16-741911-0
4-16-741911-4
税込価格 734円
頁数・縦 472P 16cm

商品内容

要旨

大塩の乱から二十余年。剣を揮う手に庖丁をもちかえ、既に船場の料亭「三願」からも隠居を決め込んだ利之だが、乱世の相は商都・大坂にも顕われ始め、時代の奔流が、穏やかに暮らす利之を放ってはおかなかった…。信念に基づき命を賭す男たち。『杖下に死す』の続編となる歴史長編。舟橋聖一文学賞受賞作。

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
昭和22(1947)年、佐賀県唐津市生れ。47年中央大学法学部卒。58年「眠りなき夜」で第1回日本冒険小説協会大賞、第4回吉川英治文学新人賞、平成3年「破軍の星」で第4回柴田錬三郎賞、16年「楊家将」で第38回吉川英治文学賞、18年「水滸伝」で第9回司馬遼太郎賞、19年「独り群せず」で第1回舟橋聖一文学賞、22年第13回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)