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ダナエ

文春文庫 ふ16−5

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-16-761405-8
4-16-761405-7
税込価格 535円
頁数・縦 238P 16cm

商品内容

要旨

世界的な評価を得た画家・宇佐美の個展で、財界の大物である義父を描いた肖像画が、切り裂かれ硫酸をかけられるという事件が起きた。犯人はどうやら少女で、「これは予行演習だ」と告げる。宇佐美の妻は、娘を前夫のもとに残していた。彼女が犯人なのか―。著者の代表作といえる傑作中篇など全3篇収録。

おすすめコメント

世界的な評価を得た画家・宇佐美の個展で、財界の大物である義父を描いた肖像画が、切り裂かれ硫酸をかけられるという事件が起きた。犯人はどうやら少女で、「これは予行演習だ」と告げる。宇佐美の妻は、娘を前夫のもとに残していた。彼女が犯人なのか――。著者の代表作といえる傑作中篇など全3篇収録。 解説・小池真理子

著者紹介

藤原 伊織 (フジワラ イオリ)  
昭和23(1948)年、大阪府生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。大手広告代理店に勤務の傍ら、執筆活動を始める。昭和60年に「ダックスフントのワープ」ですばる文学賞を受賞。平成7年、『テロリストのパラソル』で江戸川乱歩賞、翌年には同作品で直木賞受賞。平成19年5月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)